基盤チームの安藤です。
今回はAWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトを取得した話を紹介しようと思います。
インフラ歴は3年ほどで最近までは開発と半々でしたが、積極的にインフラに関わっていくことになったためこの資格に挑戦しました。
AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(新版)とは?
今回受験した新版は2018年2月から受験可能になった新しいバージョンで、内容が刷新されただけでなく問題数や試験時間なども大きく変更されています。
取得した当時は試験は英語でのみ受験可能でしたが、現在は日本語での受験も可能になっているようです。
詳しくは公式ページをご参照ください。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/
勉強方法について
新版については情報が少なかったり、対応した教材がまだ少なかったため情報収集に苦労しました。
また、今回は英語での受験ということもあり主に英語の教材を選びました。
準備期間は2週間ほどでした。
Udemy - AWS Certified Solutions Architect Associate 2018 コース
https://www.udemy.com/aws-certified-solutions-architect-associate/
確認用のミニクイズや模擬試験が付いたUdemyのビデオ講座です。
内容はソリューションアーキテクト アソシエイトの試験に特化してかなりまとまった内容でした。
全てを通すとかなり長時間になるため、業務で利用したことがあるサービスは倍速で流し見して、触ったことがないサービスはなるべく手を動かすという形で取り組みました。
一部内容が古く現在では正しくない内容もありましたが、Q&Aで講師や他のユーザーからフォローを受けることができました。
Q&Aには実際に試験を受験した人たちのアドバイスやフィードバックも投稿されていて非常に役立ちました。
新版の情報が少ないなか、どういった範囲の問題がよく出題されるかなど傾向がつかめます。
A Cloud GuruのAWS Certified Solutions Architect - Associateというコースと内容は同じようですが、セール価格で購入できればかなりお得だと思います。
アカウントを連携することでA Cloud Guruのコースに付属している模擬試験も受験できました。
Wizlabs Practice Tests
https://www.whizlabs.com/aws-solutions-architect-associate/practice-tests/
UdemyのコースのQ&Aでよくおすすめされていた練習問題集です。
旧版、新版それぞれに対応した問題が用意されていて、問題数も豊富で解説が丁寧でした。
公式の模擬試験
有料ですが、本番の試験と同様の形式で受験できます。
形式に慣れる意味でもおすすめです。
試験結果は全体の正答率と5つのセクションごとの正答率しかわからず、問題ごとの正否まではわかりませんでした。
また、試験問題を振り返って確認することもできないため要注意です。
試験の流れ
申し込み
AWS training and certificationにログイン後、PSIから試験の予約を行います。
予約の際には受験料16,200円も支払います。今回は会社に全額負担してもらいました。
試験日については、都内であれば平日はほぼ毎日受験可能ですが、休日に受験できる会場はごく一部に限られているようです。
試験当日
会場で受付後、身分証明書(免許証とクレジットカードなど2枚以上の組み合わせ)と紙、ペンだけを持ってブースに入ります。
ブースには身分証明書のスキャナー、Webカメラが設置されたPCが用意されていました。
画面上のガイドと日本語のチャットの指示に従って身分証明書をスキャン後、試験が開始します。
試験中の質問などはチャットを通じて行えます。
試験完了後にはアンケートがあり、最後に試験の合否が画面に表示されて終了になります。
試験終了後
試験後数日以内にAWS training and certificationでスコア等が確認できるようになります。
試験のスコアは100から1000で評価され、合格ラインは720です。
また、セクションごとにMeets Competencies/Needs Improvementの判定があります。
試験の結果
899/1000というスコアで無事合格できました。
セクションごとで見ても全セクションでMeets Competenciesとなり偏りなくスコアを取れました。
感想
- VPC,サブネット周りの基礎を改めて学べた
- サービスの詳細な仕様を学べた
- S3のデータ整合性モデルなど
- 今まで見落としていた機能、設定を知ることができた
- 様々なパターンのベストプラクティスを学べた
- AWSの更新情報に敏感になった
- AWSのnewsページや、AWS This Weekをこまめにチェックするようになった
など色々と得るものが多く、とても有用なものになりました。
その他にも
- AWSサミットで認定者ラウンジに入場できる
- AWS認定ストアで認定グッズが購入できる
といったおまけもあるようなので、機会があれば試してみようと思います。
最後に
以上、認定ソリューションアーキテクト アソシエイト取得までの紹介でした。
新版についてはまだまだ情報も少ないので、これから挑戦する方の参考になればと思います。
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